平成27年度および平成30年度に認定された日本遺産(計30件)について、「日本遺産審査・評価委員会」における総括評価・継続審査を経て、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」(滋賀県ほか)が認定地域として認定継続となりましたので、お知らせします。
日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として認定し、ストーリーを語るうえで不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、点在する遺産を「面」として活用、発信することにより、地域の活性化を図ろうとするものです。
平成27年に「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」が滋賀県を代表自治体として認定されました。現在の構成団体と構成文化財配下のとおりです
令和6年3月に、過去3年間の日本遺産を活用した事業の実績と成果をまとめた報告書と、今後の活用についての計画書を提出して審査を受けた結果、認定継続となりました。
今回は30件の日本遺産について審査が行われ、「琵琶湖とその水辺景観」を含め、18件が認定継続となりました。そのほか、重点支援地域2件、特別重点支援地域1件、再審査5件、点数評価プロセス4件(令和3年度に条件付き認定となった日本遺産、令和3年度認定候補地域との間で点数による評価を行う)となっています。
次回の審査は令和11年度末に、令和6年度から11年度の6ヶ年の取組について審査が行われる予定です。