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第120回中部圏知事会議が開催されました

令和6年7月11日に開催された標記会議について、結果概要を以下のとおりお知らせします。

会議概要

○日時:令和6年7月11日(木)13:25~16:15

○場 所:ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市昭和町16-3)

○出席者:中部圏9県1市の首長 ※本県からは三日月知事が出席

〇議題

・国への提言(全17項目)

国への提言(下線は本県提案項目)

令和6年能登半島地震を踏まえた今後の災害対策の推進について

・高規格道路ネットワーク整備等について

・北陸新幹線の早期全線整備について

・リニア中央新幹線の東京・名古屋間開業効果の最大化と一日も早い全線開業の実現について

・中部国際空港の第二滑走路の整備を始めとする機能強化の早期実現について

・地域公共交通の維持・活性化について

・第20回アジア競技大会及び第5回アジアパラ競技大会の開催に対する支援について

・スポーツによる地域経済の活性化と共生社会の実現について

・大阪・関西万博の開催に向けた地方への支援について

・地域資源を活かした滞在型観光の推進について

・二地域居住等による「地方回帰」の促進について

・防災・防疫対策等の推進について

緊急浚渫推進事業債による財政支援の延長について

国主導による人口減少対策の実施について

・「こどもたちのウェルビーイング」の実現に向けた子育て環境の整備と教育の充実、困難を抱えるこどもへの支援について

・豚熱・アフリカ豚熱対策と感染拡大防止について

・水素・アンモニアの需要と供給の拡大について

 

結果概要

〇結果

17項目全ての提言について、会議での意見を踏まえた調整を行い国へ提言していく。

〇三日月知事の発言内容

【本県提案趣旨説明】

・緊急防災・減災事業債の延長や恒久化をはじめとした財政支援および迅速な支援のため発災直後における宿泊場所の確保について提案。

・「緊急浚渫推進事業債」について、来年度以降の継続について提案。

・全国的にこどもの死亡検証の取組がより広まるよう、検証結果を一元的に共有する仕組みなどを提案。

【他県市提案に対する意見】

・「北陸新幹線について」敦賀以西のルートとして小浜・京都ルートと考えており、一日も早い大阪開通を目指す。それには着工5条件の確認が必要。また、敦賀・新大阪間の整備に伴う並行在来線は存在しないとの考えでいる。

・「地域公共交通について」JR線の減便に対しては、乗客数の回復に応じた一定の利便性の確保が必要。また、本県は、バスの自動運転の実証・実装に向けた調査を行っている。こうした地域公共交通については、手厚い継続的な支援をお願いしたい。

・「大阪・関西万博について」子ども達の教育旅行に対する配慮および機運醸成とともに大前提となる安全対策についても国に求めたい。

・「滞在型観光について」スノーリゾートにおいて温暖化で小雪が問題になっており、人工降雪機などの環境整備について強く訴えていきたい。

・「防災・防疫対策について」ヘリコプターの整備等の知見を共有いただきたい。また、盛り土対策についても重要。

その他

〇会議に先立ち現地視察を行いました。

・時間:10:45~11:50

・場所:トレインパーク白山(石川県白山市宮保町2828-1)

・内容

北陸新幹線の車両基地に隣接している当施設で、鉄道の歴史・技術を学べる展示や、運転シミュレータ、新幹線を間近に見られる展望デッキなどで視察を行いました。

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