◆滋賀県の地場産業の一つである高島綿織物は、ステテコに代表されるインナーウェアの産地でしたが、近年はシャツやブラウスなどのウェア開発に取り組んでおり、今回、三日月知事よりオーダーを受け、高島ちぢみシャツを制作されました。
◆また、毎年開催している「ビワタカシマ素材展」にて、高島ちぢみ、高島帆布の新作生地に加えて、新たなブランドの発表を予定されていますので、お知らせします。
・高島産地は、江戸時代から続く綿織物の産地で、主にステテコに代表される「軽布(けいふ)」と呼ばれる生地と、資材に使われる「厚織(あつおり)」と呼ばれる生地を織っていましたが、生活様式の変化や安価な海外製品の台頭により厳しい状況にありました。
・そこで、平成24年に「高島ちぢみ」を地域団体商標、平成25年に「高島颿布(帆布)」を商標登録し、素材開発とブランディングに取り組み始め、高島ちぢみはステテコや肌着だけでなく、ちぢみのもつ吸水性や伸縮性、肌触りを活かし、シャツやワンピース、ジャケット用の生地としても拡大してきました。
・令和元年には高島ちぢみのブランド基準やロゴを一新し、「意識しない、気持ちよさ。」をキャッチコピーにリブランディングにも取り組み、国内外での市場の拡大を図っています。
・びわ湖沖から遠くを見たときの湖面をイメージした生地で、綿100%
・インナーに使われる高島ちぢみよりも凹凸が少なく、ハリのあるしなやかな生地。
・水に濡れた時の縮みを少なくした扱いやすい生地。
・ボタンにはびわ湖産のイケチョウガイを使用。
開催日:令和6年11月6日、7日
会場:東京国際フォーラム(JFW JAPAN CREATION 2025に出展)
開催日:令和6年11月~令和7年1月(会期未定)
※令和5年度は、令和6年1月18日、19日開催
会場:日本綿業会館本館(単独開催)