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令和6年度病害虫発生予察注意報第3号(果樹カメムシ類)の発表について

果樹カメムシ類が多発生~ナシ・ブドウ・カキ等で被害多発のおそれ

「果樹カメムシ類」の注意報を発表

 5月の第3半旬に、果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ)の予察灯での誘殺数が急増しました。5月第3半旬のチャバネアオカメムシの誘殺数は平年の7.3倍、ツヤアオカメムシは29.6倍となっています。また、4月からの累積誘殺数は過去10年間で最も多くなりました。そのため、別添のとおり5月20日付で病害虫発生予察注意報第3号を発表しました。

果樹カメムシ類について

 本県で果樹を加害するカメムシ類は、主にチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシおよびクサギカメムシの3種です。

 今後、気温の上昇とともに、果樹カメムシ類の活動がさらに活発になり、果樹園への飛来が増加するため、被害の発生が懸念されます。

被害および対策について

果樹カメムシ類は、口吻を果実に挿入して吸汁します。被害を受けた果実は、吸汁痕が残る、表皮が凸凹になるなど、商品価値がなくなります。

このため県では、果樹農家に対して、果樹カメムシ類の飛来を認めたら薬剤を散布するなど、対策の徹底を呼びかけています。

お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所(農業技術振興センター花・果樹研究部)
電話番号:077-558-0221
メールアドレス:[email protected]
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