令和6年5月15日に開催された標記サミットについて、結果概要を以下のとおりお知らせします。
○日時:令和6年5月15日(水)14:00~17:30
○場 所:シーガイアコンベンションセンター(4階樹葉)
○出席者:同盟加盟県知事16名 副知事2名 ※本県からは三日月知事が出席
【内容】
○オープニングアトラクション
○開会挨拶
○将来世代応援企業表彰および事例発表
○基調講演
○知事トークイベント
○共同声明「みやざき声明」および「人口戦略緊急アピールin宮崎」発表
○次回開催県挨拶
【知事トークイベントにおける三日月知事の発言概要】
・近江商人の伝統である三方よし。一人一人を大事にする視点を持ちながら行動することが大切。
・一点目はジェンダーの問題。女性と若者が大事だといいながら、本日登壇しているメンバーが平田教授以外みんな男性という状況をいかに変えていくかという視点をもちながら議論しないといけないのではないか。
・私が知事に就任してから、2名の副知事のうち1名は必ず女性するなどさまざまな取組をしているが、同盟でもそういった議論をさらに活発化していきたい。
・二点目は、子どもの頃にDNAに滋賀県をどう埋め込むか。例えば、人口減少の著しい北部地域の振興を考えるにあたって、その地域の高校生とひざ詰めで徹底的に議論をした。一緒に議論をして一緒に考えることや、滋賀県の小学5年生は全員「うみのこ」という船に乗って環境学習をする。そういった経験が、いったん県外に出た若者が将来滋賀県に関わろう、戻ろうとすることにつながるのではないか。
・自治、民主主義の観点からも大事な視点だと思うので、このような活動を充実させるための施策に国は取り組んでほしい。また、同盟メンバー間の情報共有を活発化していきたい。
・全国知事会の子ども・子育て施策推進本部長としても今日の議論や皆さんの意見を取りまとめ国に届けたい。
当日の模様は、後日、同盟YouTubeチャンネルにて配信予定です。
★「日本創生のための将来世代応援知事同盟」について★
【趣旨】
人口減少社会に歯止めをかけ、地方への人の流れをつくり、東京一極集中社会を変えるため、人口減少に立ち向かうトップランナーを目指す知事たちの同盟
【コンセプト】
(1)人口減少に歯止めをかけ、地方への人の流れをつくり、東京一極集中型社会を変える
(2)独自の発想と実行力を持ち、人口減少社会に立ち向かうトップランナーを目指す知事が同盟し、地方創生のため行動する。
【実践テーマ】
○女性や若者など、多様な人材が地方で活躍できる社会づくり
○「結婚」から「子育て」まで切れ目ない支援のあり方
【加盟県知事】
北海道、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、富山県、福井県、山梨県、長野県、三重県、京都府、滋賀県、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、高知県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県