琵琶湖博物館の令和6年度ギャラリー展示として「鉱物・化石展 2024-大地に夢を掘る-」 を4月20日(土)~6月2日(日)に開催します。
・琵琶湖周辺地域で、鉱物や化石の採集・調査をされている方々が、自ら貴重な標本を展示する。
・滋賀県内で見つかったゾウやワニなどの脊椎動物や貝 の仲間などの化石、および巨大な水晶や滋賀県の地形を形作る岩石を紹介する。
・奇石もしくは珍石と呼ばれる珍しい形、模様のある岩石を展示する。
・滋賀県出身の木内石亭をはじめとした、江戸時代の本 草学者・弄石家たちをパネルや実物資料を使って紹介す る。
滋賀県やその周辺で活動する鉱物・化石等の愛好家「湖国もぐらの会*」が集結して、自ら展示を行います。第5回にあたる今回の展示では、琵琶湖地域もしくはその関連地域で採取された鉱物や化石、およびそれらの研究に関わった人々の活動の歴史など、地学に関連する標本・人物や研究結果を展示します。日によっては展示室でその説明を展示参加者が来館者へ説明するなどの交流も行う予定です。
・会期:2024年4月20日(土)~6月2日(日)
(月曜日休館、ただし4/29、5/6は開館)
・開催時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
・開催場所:琵琶湖博物館企画展示室
・入場料:無料(ただし、別途博物館の入館料が必要になります)
チラシはこちら
https://www.biwahaku.jp/event/2024/04/post_2671.html
*湖国もぐらの会:琵琶湖博物館開館以前から、滋賀県周辺で化石、鉱物などの採取や研究、地層の調査などを自ら行ったり、観察会などを行ったりしてきた個人や団体が、展示会などを開く時に集まる任意団体。これまでに、琵琶湖博物館での鉱物・化石展としてギャラリー展示を4回にわたって行ってきたほか、琵琶湖博物館のA展示室コレクションギャラリーにおける「地域の人々の展示コーナー」を運用し、常設展示にも協力いただいている。展示へ参加する人は、手続きなど関係なく、湖国もぐらの会のメンバーとして活動をしている。なお、ハン六文化振興財団による平成22年度の地域振興賞を受賞している。