県庁で「クワイエットアクション」の取り組みを実施します！～感覚過敏の方のための環境づくり～

　4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせた取り組みの一環として、「クワイエットアクション」を行うことと致しました。「クワイエットアクション」とは、滋賀県がネーミングした自閉症、発達障害などによる感覚過敏の方に配慮した環境づくりのための取り組みです。

　感覚過敏の方は、明るい所では耐えられないほどまぶしく感じたり、小さな物音が大音量に聞こえてしまったりするなどの症状があり、それによって買い物など外出が困難に感じられることがあります。そういった方々にストレスを感じずに安心して県庁にお越しいただけるよう、また、社会においての障壁である意識上のバリアにも気づいていただけることにもつながると考えています。

　イギリスや日本の一部の商業施設などでは、「クワイエットアワー」として、特定の曜日・時間帯に照明を通常より暗くしたり、放送の音量を小さくしたりする取り組みがすでに行われています。

　自閉症、発達障害等、感覚過敏をお持ちの方は、見た目では分からないので、わがままではないかと誤解されることも多いです。こうした取り組みを通して感覚過敏の人もそうでない人も落ち着いて過ごせる優しい社会環境づくりについてみんなで考えていきましょう。

実 施 日：4月2日（火）

実施場所：滋賀県庁全館

実施内容：〇ラジオ体操、チャイム（8時30分、12時、13時、17時15分）、放送（15時）について、音量を通常より小さくします。

　〇12時のチャイム、15時の放送の前に本取組についてアナウンスを入れます。