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お城めぐり×鉄道コラボ企画2件の実施結果を公表!

・約5万人が現地を訪問(2企画の合計・延べ人数)

・スタンプラリーの県内経済波及効果約1億6,000万円(推計)

令和5年5月から12月にかけて実施した滋賀県鉄道利用促進プロジェクト「お城めぐり企画」の2件の実施結果を公表します。

「お城めぐり×鉄道」コラボ企画2件

(1)第1弾電車と徒歩でお城をめぐって健康しが!

・8か月間、224日間(令和5年5月1日~12月31日)
・県内JR4駅(彦根駅・近江八幡駅・大津駅・堅田駅)の改札窓口で、健康推進アプリ BIWA-TEKU(ビワテク)の画面を提示した人に近江ゆかりの武将カードをプレゼントする。

第1弾事業説明
事業説明(県HP)ここをクリック

(2)第2弾スマホスタンプラリー「元亀争乱450年」

・約5か月間、157日間(令和5年7月6日~12月10日)
・人気のスマートフォン対応位置情報ゲームアプリ「ニッポン城めぐり」内において、「元亀(げんき)争乱(そうらん)450年~織田信長、近江諸勢力との戦いの軌道~」をテーマとして滋賀県限定・期間限定スタンプラリーを開催。スポットは県内11か所の城跡(および県内4駅(JR、京阪)、近江鉄道車両内)に設定。

第2弾事業説明
事業説明(県HP)ここをクリック

実施結果

(1)第1弾

・カードの配布枚数:5,201枚
・ビワテクアプリの新規ダウンロード数:5,453人

(2)第2弾

・参加者数:10,271人
・全スポット達成者:2,933人
・延べ参加者数:43,602人
・参加者の地域別割合:県内5.8%、県外94.2%

経済効果の推計(第2弾スマホスタンプラリー「元亀争乱450年」のみ)

1) 県内周遊時の運賃収入推計額 約1,900万円

・参加者統計から鉄軌道・索道等の運賃を推計
(JR西日本 約1,100万円、坂本ケーブル・京阪電鉄 約420万円、近江鉄道 約270万円、JR東海 約110万円)

2) 来県時の運賃収入推計額 約9,000万円

・参加者統計からJR在来線・新幹線運賃等を推計
(JR東海 約7,000万円、JR西日本 約2,000万円)
・すべての参加者が1回のみ来県として算出

3) 県内経済波及効果推計額 約1億6,000万円

・県統計課が公開する経済波及効果分析ツールにより算出
・宿泊率は参加者統計により日帰り54%(近隣府県:福井県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)、宿泊46%(近隣府県以外)として算出
・宿泊は県内1泊として算出
・(1)の県内周遊時の運賃収入推計額を含む

滋賀県鉄道利用促進プロジェクトチームによる評価

・延べ5万人に近い方々に実際に各現地を訪問していただき、シガリズムとして推進している近江が誇る城や武将にかかわる歴史を体験していただくことができた。とりわけ、企画第2弾については、3大都市圏を中心として県外からの参加者が90%以上に及び、文化観光の振興による交流人口の拡大、関係人口の増加による地域活性化に寄与できた。〔文化財保護課、観光振興局〕

・県内外合わせて推計1億円超の鉄道運賃収入の増加という結果となり、コロナ禍で落ち込んでいた公共交通利用の回復に寄与できた。また鉄道分担率の向上にこだわった観光の可能性を確認することができた。〔交通戦略課〕

・県内外に近江の城や武将について魅力を発信することで、文化財の保存継承の前提となる、文化財への注目や価値の理解、また地域への愛着、地域の誇りの醸成につなげることができた。〔文化財保護課〕

・武将カード配布開始時期には例年と比べビワテクの新規ユーザー数が増加し、健康づくりのきっかけを提供することができた。〔健康寿命推進課〕
 

お問い合わせ

交通戦略課(担当:柴田・藤村)電話:077-528-3684(内3684)
文化財保護課(担当:北村)電話:077-528-4680(内4680)
健康寿命推進課(担当:木曽・村木)電話:077-528-3657(内3657)
観光振興局(担当:河崎・長井)電話:077-528-3749(内3749)

お問い合わせ
文化スポーツ部 文化財保護課 文化財活用推進・新文化館開設準備室
電話番号:077-528-4680
FAX番号:077-528-4956
メールアドレス:[email protected]