(黒字:令和5年12月1日時点)
(青字:令和5年12月22日時点)
(赤字:令和6年1月12日時点)
(緑字:今回追加情報) 令和6年2月9日更新版
令和6年1月4日(木)に設置した滋賀県渇水対策本部において渇水に伴う状況調査(2月9日現在)を実施した結果、確認された影響等は以下のとおりでしたのでお知らせします。
前回(1月12日時点)の調査結果から、ほぼ変化はありませんでした。
1.湖辺・港湾・舟溜等の状況
・一部で干陸化(水際線の後退)、水草の浮遊・漂着を多数確認したが、腐敗臭はほぼ発生していなかった(干陸化はやや解消)
・一部の港湾、漁港・舟溜、マリーナで岸壁等と船舶との高低差が大きくなることにより乗降、荷物の積下ろし、船の揚降に支障(報告事例が増加)
(びわ湖フローティングスクールでは、竹生島港において、乗降が危険となることなどから、竹生島見学を中止。長浜港への入港を中止。)
2.水道関係(生活衛生課、産業立地推進室、企業庁)
・影響なし
3.水質関係(琵琶湖保全再生課)
・影響なし
4.森林関係(森林政策課)
・影響なし
5.農作物(農政課、みらいの農業振興課、耕地課)
・影響なし
6.水産関係(水産課)
・水深減による航行障害、漁港での漁獲物の荷揚げ等の作業性低下、瀬田川等一部の漁場の縮小や変更、漁船の舳先やスクリューの破損(報告事例が増加)
・水草が絡まりやすくなることによる航行障害
・エリの設置や補修の作業効率低下、南湖の一部のエリで休漁
・生簀の網地が着底することによる網の破損
7.観光・レジャー関係(観光振興局)
・一部の観光用船舶で航路が浅くなり、運行に支障
・一部の湖上アクティビティに軽微な影響(サップのボードが湖底に当たるなど)
8.消防水利関係(防災危機管理局)
・一部で湖面からの取水が困難となっているが、近傍の消火栓などからの取水で対応可能となっているため、影響なし
9.スポーツ・学校関係(スポーツ課、教育総務課)
・漕艇場周辺の水深減による競技艇の座礁や作業船・救助船のプロペラ破損
・藻が水面に露出し、ボートのオールに絡むなどの支障←水面の藻がなくなり、解消
10.文化財関係(文化財保護課)
・坂本城跡、長浜城遺跡が露出
11.その他
・奥の洲(長浜市)周辺のヨシ条例に係る保護地区の一部で、観光客による植物踏み荒らし(琵琶湖保全再生課)
(参考・琵琶湖水位)
・12月 1日・・・-67cm
・12月22日・・・-73cm
・ 1月12日・・・-78cm
・ 2月 9日・・・-57cm(今回)