令和6年能登半島地震において、被災地の深刻な問題となっているトイレの衛生環境を改善するため、し尿等の処理を行う業界団体である「全国環境整備事業協同組合連合会」が、環境省および石川県と協議し、全国の加盟組合に協力を要請。
同連合会からの要請を受け、「滋賀県環境整備事業協同組合」が、し尿処理業務の緊急支援に組合員を派遣し、支援を行なった。
1.活動期間
第1班
出発日:令和6年1月9日(火)
作業日:令和6年1月10日(水)~1月14日(日)(5日間)
以降、5日ごとに第2班、第3班、と全国環境整備事業協同組合連合会で交替で実施。第4班まで確定している。
(現在、滋賀県環境整備事業協同組合の後発隊は待機中)
2.活動内容
避難所の仮設トイレの急速な増設に対応するため、トイレから回収したし尿が稼働停止中の石川県珠洲市および七尾市内のし尿処理施設の受入タンクに一時貯留されており、未処理のまま滞留しているタンクのし尿を、羽咋市内、金沢市内及び白山市内のし尿処理施設へ移送する作業
3.活動体制
第1班(滋賀県環境整備事業協同組合)
・組合員3社(大五産業株式会社、株式会社日吉、株式会社タケノウチ)
・作業員6名
・し尿収集運搬車両(バキュームカー)3台
※第1班は、滋賀県の他、岐阜県5台、和歌山県3台、京都府3台の計14台で活動。
■滋賀県環境整備事業協同組合(大津市富士見台57番47号、理事長権田五雄)
・昭和48年設立。県下における一般廃棄物の収集運搬、浄化槽の清掃・保守点検、し尿汲取りを主業務とする事業者で構成(21社)。
・滋賀県とは、令和3年に「災害および感染症発生時における一般廃棄物の収集運搬等の支援に関する協定」を締結している。
※活動内容の詳細については、滋賀県環境整備事業協同組合までお問い合わせください。
連絡先:077-533-5400
担当者:三品、玉村