令和4年に7月に世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」。
その魅力をもっと皆様にお届けするため、「琵琶湖システム」の公式ホームページをリニューアルしました!
「学ぶ」、「食べる」、「訪れる」、「応援する」をメインコンテンツとして、「琵琶湖システム」の魅力を味わっていただけるようリニューアルしました。
・「学ぶ」…「琵琶湖システムって何?」を詳しくご紹介します。
・「食べる」…琵琶湖システムがもたらす豊かな“食”をご紹介するサイトへのポータルページです。
・「訪れる」…琵琶湖システムを見て、きいて、感じられる施設や体験プログラムをご紹介するサイトへのポータルページです。
・「応援する」…琵琶湖システムを未来につなぐため、皆様にできることをご紹介しています。
その他、イベント情報や学習教材なども掲載しています。
上記アドレスまたは「琵琶湖システム」で検索し、是非一度、ホームページをチェックしてみてください!
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、景観、生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国連食糧農業機関(FAO)により認定されます。
令和5年11月現在、世界で26か国88地域、うち日本では15地域が認定を受けています。
琵琶湖周辺の水田は、琵琶湖の固有種であるニゴロブナなどの湖魚に絶好の繁殖環境を提供してきました。こうした水田やヨシ帯などに向かってくる湖魚の生態を巧みに利用してきた「エリ漁」は、資源にやさしい伝統的な「待ちの漁法」の代表格です。
また、河川に遡上する湖魚の産卵環境の保全に寄与する多様な主体による森林保全の営みや琵琶湖の環境に配慮した農業など、森、川、水田、湖のつながりは、世界的に貴重なものです。
このような琵琶湖と共生する農林水産業(琵琶湖システム)は、千年以上に渡って受け継がれてきたもので、2019年2月に「日本農業遺産」に認定され、2022年7月に国連食糧農業機関(FAO)の「世界農業遺産」に認定されました。