愛鳥週間ポスターコンクールの受賞作品について

滋賀県愛鳥週間ポスターコンクールは、ポスターの制作過程を通じて野鳥をはじめとした生物への興味・関心の高揚を図り、生物多様性や自然環境の重要性への気づきにつなげるとともに、愛鳥週間(毎年5月10日～16日)の普及啓発を図ることを目的としています。

今年度、県内の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校および特別支援学校の児童・生徒を対象に募集を行ったところ272点の応募があり、審査会において19点を受賞作品として選定しました。

また、このうち特に優秀と認められた作品6点を公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する「令和7年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール」へ推薦いたしましたところ、1点が「小学校の部」で入選しました。

東近江市立聖徳中学校2年
縄田彩々乃さん

知事賞に選ばれた縄田さんの作品は、触れたくなるような柔らかくふっくらとした羽毛を、丁寧なタッチで何度も色を塗り重ねて表現しています。後ろで飛び立つ鳥の羽根の色の変化や赤い実の光の当たり具合まで丁寧に描かれています。

米原市立坂田小学校 2年
前田朱莉さん

教育長賞に選ばれた前田さんの作品は、ヒナが大きく口を開けて、親鳥からのえさを待つ様子が描かれていて、ひなの元気な鳴き声が聞こえてくるようです。巣を、さまざまな色の色紙を重ねて貼り、色鮮やかで立体的に表現しています。

守山市立守山北中学校 3年
田中天涼さん

教育長賞に選ばれた田中さんの作品は、タカが大きく羽を広げて水面に急降下する姿と跳ね上がる水しぶきをダイナミックに描き、タカの躍動感を画面全体に表現しています。くちばしや目、鋭い爪などの特徴をとらえて、細部まで丁寧に描かれています。

【主催】滋賀県

【後援】滋賀県教育委員会、滋賀県野鳥の会、公益財団法人淡海環境保全財団

公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する「令和7年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール」へ、本県で実施した「令和6年度滋賀県愛鳥週間ポスターコンクール」における入賞作品6点を推薦したところ、1点が小学校の部で入選されました。

小学校の部 入選

米原市立坂田小学校 2年
前田朱莉さん

※「令和6年度滋賀県愛鳥週間ポスターコンクール」で滋賀県教育委員会教育長賞を受賞

応募総数は33,398点、学校数は2,847校で、このうち都道府県の審査を受け、公益財団法人日本鳥類保護連盟に418点の作品が推薦され、計48作品が受賞しました。

詳細については、公益財団法人日本鳥類保護連盟ホームページを御覧ください。（https://www.jspb.org/）

【主催】公益財団法人日本鳥類保護連盟

【後援】環境省・文部科学省・林野庁