令和5年度滋賀県愛鳥週間ポスターコンクール 受賞作品決定について

滋賀県愛鳥週間ポスターコンクールは、ポスターの制作過程を通じて野鳥をはじめとした生物への興味・関心の高揚を図り、生物多様性や自然環境の重要性への気づきにつなげるとともに、愛鳥週間(毎年5月10日～16日)の普及啓発を図ることを目的としています。

今年度、県内の小・中・高等学校および特別支援学校の児童・生徒を対象に募集を行ったところ240点の応募があり、審査会にて19点を受賞作品として選定しました。

また、応募作品のうち特に優秀と認められた作品6点を公益財団法人日本鳥類保護連盟が主催する「令和6年度愛鳥週間用ポスター原画コンクール」へ推薦いたしました。

長浜市立北中学校2年
光田 早那 さん

知事賞に選ばれた光田さんの作品は、くちばしを広げて喜ぶヒナと、それをやさしいまなざしで見つめる親鳥が描かれていて、ヒナの鳴き声が今にも聞こえてくるようです。
親鳥の羽毛やヒナの頭部は、細かい筆使いで塗り重ね、鳥の特徴が忠実に表現されています。

大津市立長等小学校1年
上田 龍 さん 

教育長賞に選ばれた上田さんの作品は、鋭い爪でしっかりと体を支えて木にとまるオオアカゲラが描かれています。
白と黒の翼の模様、腹の赤色の部分や黒色の縦の模様などの特徴をよくとらえていて、オオアカゲラの魅力がしっかりと表現されています。

大津市立志賀中学校3年
辻本 楓 さん

教育長賞に選ばれた辻本さんの作品は、キクイタダキが今にも飛び立とうとしている瞬間を描いています。
丁寧なタッチで塗り重ねられた羽毛の表現からは、立体感や柔らかな質感が伝わってきます。
緑色で統一された背景が、キクイタダキの存在感を引き立ています。

【主催】滋賀県

【後援】滋賀県教育委員会、滋賀県野鳥の会、公益財団法人淡海環境保全財団