滋賀県では、滋賀県産業振興ビジョン2030(令和2年3月策定)に基づき、近未来技術を社会実装していく取組を支援しています。
このたび、株式会社商船三井(東京都港区)が「令和5年度滋賀県近未来技術等社会実装推進事業補助金」に申請した水素生産用のモバイル型純水製造システム開発にかかる実証実験を本県が採択しましたのでお知らせします。
なお、本補助金には19件の申請があり、本件の他4件を採択しています。
今後も滋賀県では、テクノロジーを信じて未来を創っていく皆さまを応援します!
水素の生産には純水を用いて水電解する方式があり、この方式では純水をいかにして製造するかが重要な要素技術となっています。本実証実験は、洋上風エネルギーを利用して船上で水から水素を作るプロジェクトの一環として琵琶湖をフィールドとして船上でも活用できるモバイル型純水製造システムの開発・実証を行うものです。併せて淡水での水素生産のノウハウや、海水と淡水の水素生産にかかるコスト差などを検証します。
株式会社商船三井
(共同事業者)
九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門・篠田岳思教授(福岡県福岡市)
大洋産業株式会社(滋賀県彦根市)