吉川浄水場で現在整備中の新浄水施設の総合試運転を開始します。
総合試運転により新浄水施設で浄水処理した水道水が受水市町に供給されます。
〇日時
令和5年7月11日(火) 11時 新送水ポンプの起動開始
〇場所
企業庁吉川浄水場(野洲市吉川3382)
新送水ポンプ棟地下2階
〇総合試運転開始までの経過
令和2年
3月 着工
令和5年
6月 主要施設完成
6月 浄水場内での稼働試験完了
6月28日 水質試験完了
7月6日 厚生労働省への届け出完了
7月11日 総合試運転開始(新浄水施設からの水道水供給開始)
※総合試運転により、日量30,000m3の水道水を安定的に供給できることを確認したうえで、本格稼働となります。
新送水ポンプの起動後は、既存の浄水施設および新浄水施設で処理した水道水が、市町の水道施設を通じて、各家庭に届けられます。
新浄水施設は南海トラフ地震に相当する規模の地震にも耐えられるよう設計されており、地震発生時にも水道水の確保が可能になります。
浄水施設の強靭化について
企業庁では、強靭なライフラインの構築のため、浄水場および管路の耐震化を進めており、令和元年度から総工費約100億円の浄水場の建設を開始しました。
現在は、令和6年3月の完成に向け、場内整備工事などを進めています。
また、令和6年3月には竣工式の開催を予定しています。