県民の栄養摂取状況および生活状況の現状と課題を把握し、健康づくり、栄養・食生活の施策構築の基礎資料とするために実施しました調査の主な結果をお知らせします。
なお、調査全体の集計結果は後日、報告書としてホームページに掲載します。
調査構成
(1)18歳以上調査
・調査対象:県内全市町の選挙人名簿から無作為に抽出した18,190人を対象
・調査時期:令和4年10月
・調査方法:郵送法
・調査項目:a.食物摂取状況調査(簡易式自記式食事歴法質問票)/b.生活状況調査
(2)中学生、高校生調査
・調査対象:県内公立中、高等学校から無作為に抽出した6校に通学する生徒1,292人を対象
・調査時期:令和4年9~10月
・調査方法:学校を経由して配布、回収
・調査項目: 生活状況調査
食物摂取状況調査(18歳以上):7,651人(男性3,445人、女性4,206人)
生活状況調査(12歳以上):8,684人(男性3,856人、女性4,828人)
(1)肥満の状況(図1):40~60歳代男性の3人に一人が肥満である。
(2)運動の状況(図2):健康づくりのための運動を実施している人の割合は、20~64歳の男女共に約2割。65歳以上では、男女共約4割。
(3)喫煙の状況(図3):毎日吸う、時々吸う人の割合は、男性で19.3%、女性で4.2%。年代別では40~60歳代男性の割合が高い。
(4)飲酒の状況(図4):生活習慣病のリスクを高める量の飲酒をしている人の割合は、男性で11.3%、女性で6.9%。年代別では男性の60歳代、女性の40歳代が最も高い。
(5)野菜摂取の状況(図5、図6):1日当たりの野菜類摂取の状況は、男性で217.2g、女性で219.5gであり1日の目標量350gには足りていない。男女共年代が上がるにつれ摂取量は増加傾向。
(6)食塩摂取の状況(図7、図8):1日当たりの食塩摂取の状況は、男性で11.6g、女性で9.7g。また、どの年代においても食塩の目標量を超えている状況。