このたび、公文書館では、当館所蔵資料を用いた学習指導案集を作成いたしました。
本冊子は、昨年9月に本県が誕生して150年の節目を迎えたことから、子どもたちに本県の歴史をより深く知ってもらいたいとの思いで、県内小中学校・高等学校の協力を得て作成したものです。
本冊子には、中学校社会科や高校地理歴史科などの学習指導案6本が掲載されており、近代滋賀の貧困対策や、明治29年の琵琶湖大水害、大正期の観光活用の歴史など、生徒にとって身近な地域に即した授業の進め方を紹介しています。また、本冊子作成の参考資料として用いられた、滋賀県立公文書館編『歴史公文書が語る湖国』(サンライズ出版、2021年)掲載の資料画像もホームページで一部公開を始めました。今後も順次公開予定ですので、ご期待ください。
本冊子や当館ホームページをきっかけとして、当館が所蔵する貴重な歴史公文書等を、ぜひ授業でご活用ください。
1.書名
公文書館所蔵資料を用いた学習指導案集
(滋賀県立公文書館情報紙『滋賀のアーカイブズ』第13号)
2.刊行日
令和5年(2023年)3月31日
3.部数
2,000部
4.配布先
県内の小中学校・高等学校、図書館・博物館、全国の公文書館等
*当館ホームページでは、本冊子や『歴史公文書が語る湖国』掲載の資料画像を公開