日常生活になくてはならない通院、通学、買物等の移動をより便利にするため、公共交通のみならず、事業者送迎サービス等、地域の輸送資源を活用することも求められています。
県では、高島市のマキノ地域において、マキノ病院に御協力頂き、病院の送迎バスを買物にも活用できるよう実証実験を行います。
高島市のマキノ地域は、今津地域への買物需要が大きいことから、通院後に買物に立ち寄っていただくことができるよう新たに平和堂今津店に停車することで、病院の送迎バスを通院だけでなく、買物需要にも対応する地域の移動手段としても活用します。
本実証の結果を踏まえて、地域の輸送資源を活用することによる効果や課題を整理・分析し、高島市とも連携しながら、地域特性に応じた利便性の高い交通ネットワークの構築に向けた検討を進めていきます。