このたび湖南市が、滋賀県、こなんウルトラパワー株式会社および株式会社滋賀銀行を共同提案者として提案した「さりげない支えあいのまちづくり オール湖南で取り組む脱炭素化プロジェクト」が第2回脱炭素先行地域に環境省から選定されましたので、お知らせします。(全国で50件(53自治体)の応募があり、20件が選定)
脱炭素先行地域選定結果(第1回)について(環境省ホームページ)
https://www.env.go.jp/press/press_00776.html
(参考)
脱炭素先行地域とは、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO₂排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、我が国全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域で、「実行の脱炭素ドミノ」 のモデルとなります。
「脱炭素先行地域づくりガイドブック(環境省)」から抜粋
エリア内の福祉施設、公共施設、住宅、事業者施設、未利用地などへの太陽光発電や蓄電池等の導入や、林福連携により供給される木質バイオマス燃料を活用するバイオマスボイラー等の導入を進めることで、福祉施設への安定的な電力供給を実現するとともに、すべての人々が活躍する場や地域のつながりの創出を目指す脱炭素化を進めます。
地域全体の脱炭素化に向けた取組を通じて、福祉の現場を支えると共に、すべての人々が活躍する場や地域のつながりの創出を目指す今回のプロジェクトは、全国に先駆けて障がい福祉施策に取り組んできた湖南市としての特長が生かされた取組であると感じています。
こうした取組が同様の課題を抱える地域への波及を期待するとともに、米原市に続き湖南市が脱炭素先行地域に選定されたことが、県内の自治体や企業、関係機関等の更なる意欲となり、本県から引き続き脱炭素先行地域が選定されるよう、積極的に市町をはじめ多様な主体との連携を進めてまいります。