公開日:2022年10月21日
第72回全国植樹祭(令和4年6月5日開催)で提供された「ぐるっと近江の恵みおもてなし弁当」を全国植樹祭の食のレガシーとして伝えていくため、メニューの考案段階から御協力をいただいておりました滋賀の食事文化研究会様の御協力のもと、レシピを公開しました。
大会当日のお弁当に使用されたお米(「みずかがみ」および「コシヒカリ」)は、今年7月に世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」の中で生産される環境こだわり農産物を使用しました。「琵琶湖システム」と名付けられたこの循環型の生業(漁業・農業)の維持には、豊かな水源林を保全することも深く関わっています。ふるさと滋賀の地域特性であり、世界的にも貴重な、森、川、水田、湖のつながりのもと、このお弁当には豊かな森林からの“ひとしずく”が育んだ恵みが詰められています。
大会当日、招待者の皆様に高く評価いただいたお弁当。滋賀の食の魅力を伝える選りすぐりのメニューを御自宅でもぜひ御賞味ください。
このお弁当が、滋賀ならではの食材を育んだ水や、その水の源である森林のことを想っていただくきっかけとなり、山に出かけたり、木製品を使ってみたりするなど、森林・林業の応援団が増えてほしいと考えています。