熱中症による救急搬送状況について、令和4年9月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。
今年の熱中症による救急搬送人員数(6月~9月の合計)は、昨年を大きく上回りました。
また、このうちおよそ半数を65歳以上の高齢者が占めています。(384人)
朝夕は涼しくなり、熱中症について油断しやすい季節ですが、10月半ばまではまだ注意が必要です。
引き続き、適切に水分を取り、暑さを避けるなどの基本的な「熱中症予防」に努めましょう。
令和4年9月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は68人でした。
このうち65歳以上の高齢者は31人で、その割合は約46%となっています。
1.暑さを避けましょう(帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装に心がける)
2.エアコンをしっかり使う
3.のどが渇く前にこまめに水分補給をする
4.日頃から健康管理しましょう(体調が悪い時は、無理せず自宅で療養する)
○ 室温をできるだけ下げる、または、涼しい場所へ移動する。
○ 冷たいタオルや氷のうなどで体を冷やす。
○ 冷たいスポーツドリンクなどで水分・塩分をとる。
症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診し、必要に応じて救急車を要請してください。
熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。
高齢者は体内の水分量が不足しがちで、暑さに対する抵抗力や温度に対する皮膚の感受性が低下するため、熱中症のリスクが成人よりも高くなっていますので、特に注意が必要です。
○ 水分と塩分をこまめに補給しましょう。
子どもは体温調整機能がまだ十分に発達しておらず、高齢者と同様に熱中症のリスクは成人よりも高いので、十分な注意が必要です。
○ 発汗や体温などの子供の状態を十分に観察しましょう。
○ 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服を着用させましょう。
○ 水分をこまめに摂らせましょう。