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熱中症による救急搬送状況(令和4年6月分)について

 熱中症による救急搬送状況について、令和4年6月分の状況をとりまとめましたのでお知らせします。

 熱中症は、室内で安静にしていても温度、湿度が高い場合には発症することがあります。

 特に高齢者は症状に気づきにくいために注意が必要です。

 また、昨年は7月が熱中症による救急搬送人員数が最も多く、より注意が必要な時期です。

 暑さを避け、こまめな水分補給など、熱中症予防に努めましょう。

熱中症による救急搬送人員数(令和4年6月1日~6月30日)

令和4年6月中に滋賀県内で熱中症により救急搬送された人員は173人で、過去10年で最多でした。

このうち65歳以上の高齢者は85人で、その割合は約49%となっています。

「新しい生活様式」での熱中症予防行動のポイント

熱中症を防ぐために、屋外ではマスクをはずしましょう。

特に運動時には、忘れずにマスクをはずしましょう。

屋外でのランニング、通勤、通学等もマスクの着用は必要ありません。

(※近距離で(2m以内を目安)会話をする時は、マスクを着用。)

1.暑さを避けましょう

 帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装に心がけましょう。

2.エアコンの使用中もこまめに換気しましょう。(エアコンを止める必要はありません。)

3.こまめに水分補給しましょう

 のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。

4.日頃から健康管理しましょう

 体調が悪い時は、無理せず自宅で療養しましょう。

熱中症かな?と思ったら

○ 室温をできるだけ下げる、または、涼しい場所へ移動する。

○ 冷たいタオルや氷のうなどで体を冷やす。

○ 冷たいスポーツドリンクなどで水分・塩分をとる。

症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診し、必要に応じて救急車を要請してください。

高齢者の熱中症

熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。

高齢者は体内の水分量が不足しがちで、暑さに対する抵抗力や温度に対する皮膚の感受性が低下するため、熱中症のリスクが成人よりも高くなっていますので、特に注意が必要です。

○ 水分と塩分をこまめに補給しましょう。

子どもの熱中症

子どもは体温調整機能がまだ十分に発達しておらず、高齢者と同様に熱中症のリスクは成人よりも高いので、十分な注意が必要です。

○ 発汗や体温などの子供の状態を十分に観察しましょう。

○ 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服を着用させましょう。

○ 水分をこまめに摂らせましょう。

お問い合わせ
知事公室 防災危機管理局 消防・保安係
電話番号:077-528-3431
FAX番号:077-528-6037
メールアドレス:[email protected]
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