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重要文化財建造物の保存修理工事の着手について

重要文化財聖衆来迎寺客殿(大津市比叡辻)

重要文化財聖衆来迎寺客殿について、保存修理工事に令和4年6月6日に着手しました。

現在は、素屋根(工事のための覆い屋)の建設を行っています。

背景

重要文化財聖衆来迎寺客殿の屋根はこけら葺で、前回の屋根葺替修理(昭和56年)から40年が経過し、屋根全体に腐朽・破損が生じていることから、屋根の葺替修理を行います。

事業の概要

本事業は、令和3年度からの3か年事業として実施しており、令和3年度は耐震診断および耐震補強案の策定をおこないました。

令和4年度・5年度に保存修理工事と耐震補強工事を行います。

  • 対象となる建造物の概要
  1.  名称:重要文化財聖衆来迎寺客殿(しょうじゅらいこうじきゃくでん)
  2.  所在地:大津市比叡辻二丁目
  3.  構造形式:桁行21.9メートル、梁間12.9メートル、一重、南面入母屋造、こけら葺、北面切妻造、桟瓦葺
  4.  建立年代:寛永16年(1639)
  • 事業概要・・・耐震診断・耐震対策、屋根葺替
  • 事業期間・・・全体:令和3年4月1日~令和5年6月30日
  • 事業費・・・・総事業費(予定)約140,000,000円(国、県および市の補助事業)

 なお、事業は滋賀県が聖衆来迎寺から受託して実施しています。

今後の予定

天候に左右されずに作業を行えるよう、建物全体を覆う仮設の覆い屋(素屋根)を建設した後、

傷んだ屋根材を解体し、新たなこけら板(椹の薄い板)を3cmずつずらしながら重ね、竹釘で打ち締める伝統的な技法で葺き替えます。

併せて、傷んだ木部や建具などの破損箇所の修理と耐震補強工事を行います。

工事は、令和5年6月に完了する予定です。

1
修理前正側面(南東面)全景
2
内部・上座の間(西面)
3
屋根こけら葺の破損状況
4
雨戸の破損状況
お問い合わせ
文化スポーツ部 文化財保護課 建造物第二係
電話番号:077-528-4673
FAX番号:077-528-4956
メールアドレス:kenzou-2@pref.shiga.lg.jp
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