平成31年(2019年)2月に日本農業遺産に認定された「琵琶湖システム」。
世界農業遺産の認定に向けて申請するもコロナ禍の影響でなかなか実現されなかった現地調査が、いよいよ実施されます!
令和4年(2022年)6月16日(木曜日)
※天候により行程を変更する場合があります。
琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会 会長 三日月大造(滋賀県知事)
高島市長 福井正明 氏
琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会 幹事長 雲林院智史 氏(滋賀県農業協同組合中央会 農業対策部長)
三和漁業協同組合 組合長 齋藤秀和 氏
巨木と水源の郷をまもる会 代表 小松明美 氏
針江有機米生産グループ 石津文雄 氏
滋賀大学 名誉教授 堀越昌子 氏
沖島漁業協同組合 組合長 奥村繁 氏
近江八幡市長 小西理 氏
須原魚のゆりかご水田協議会 会長 堀彰男 氏
野洲市長 栢木進 氏
東京大学 教授 八木信行 氏(世界農業遺産科学助言グループ委員)
国連大学 客員リサーチ・フェロー 永田明 氏
龍谷大学 教授 脇田健一 氏
草津市立渋川小学校卒業生 ほか
パトリシア・ブスタマンテ氏(Patricia Goulart Bustamante)
ブラジル農牧研究公社で勤務する農業者。遺伝学と植物育種の修士号と博士号を取得し、フランスの国立開発研究所で研究を行った。農場における農業生物多様性の保全について豊富な経験を有する。
ブラジルの世界農業遺産であるエスピニャソ山脈南部の伝統的なシステムにおいて農業生物多様性の保護と保全に貢献した。2016年から国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産科学助言グループ(SAG)のメンバーを務めている。
水田営農と深く関わりながら発展してきた伝統的な内水面漁業を中心とするシステム。
産卵にやってくる湖魚に安全な繁殖場を提供する水田営農、必要な量・サイズの湖魚のみを選択的に漁獲する伝統的な漁法、漁業者が組織的に水産資源を保全管理する伝統的で社会的な仕組みがある。農業と漁業の複合的な営みにより、千年以上にわたって受け継がれてきた。
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり発達し、形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、景観、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農林水産業システムを国連食糧農業機関(FAO)が認定する仕組み。
令和4年(2022年)6月6日現在、世界で65地域、日本では11地域が認定されている。