この度、酒類の地理的表示として「滋賀」(清酒)の指定を受けることとなりました。
この「地理的表示 (GI)」指定は滋賀県では3例目(1例目:近江牛[平成29年12 月]、2例目:伊吹そば[令和元年9月])、酒類のGI指定としては全国23例目となります。また、関西2府4県での県単位での清酒指定は滋賀県が初となります。
地理的表示(GI)制度とは、酒類や農産品において、ある特定の産地ならではの特性(品質、社会的評価等)が確立されている場合に、当該産地内で生産され、生産基準を満たした商品だけが、その産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度です。
日本酒は日本の伝統的なお酒であり、1つのコミュニケーションツールとして私たちの生活や文化に根付いています。滋賀県産の清酒は、総じて米由来のふくよかな甘味と旨味を有しており、GI指定を受けることにより、より一層ブランド力の向上に努めてまいります。コロナ禍で県内での外食や旅行に訪れる方が減り、日本酒の需要自体が減少をしている状況であることから、国内や海外での滋賀県産の清酒について幅広く認知していただき、その消費拡大に繋げていきたいと考えています。
『この度、令和4年4月13日(水)に国税庁よりGI「滋賀」(清酒)指定を受けることがで きましたこと、誠に嬉しく思います。今回のGI指定は滋賀産品では3例目、酒類のGI 表示としては全国 23 例目となります。さらに、関西2府4県では県単位での清酒指定は滋賀県が初めてとなります。今回の指定に伴いまして滋賀県酒造組合では、滋賀県産清酒のブランド力向上に繋げてまいります。さらに、GI「滋賀」(清酒)を幅広く様々な方に認知していただくために、今後イベント等を通じて広く周知してまいりたいと思います。』