このたび、滋賀県および近江八幡市は、ヴォーリズ建築で知られる関西学院大学との三者で、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(日本名:一柳米来留)氏の功績および建築等を通じた協働事業に取り組むため、以下のとおり連携協定を締結しました。
今後、連携協定に基づき、近江八幡市に多く存在するヴォーリズ建築を対象とした実地研究や、学生のアイデアを生かしたまちづくり、観光ルートの開発、市民・県民と学生の交流など、様々な分野での協働事業を実施していきます。
関西学院大学は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が西宮上ケ原キャンパスの基本デザインを設計したことで知られ、ヴォーリズ氏にゆかりが深いことから、「ヴォーリズ研究センター」を建築学部(神戸三田キャンパス)内に設置されました。それに伴い、ヴォーリズ氏が生涯にわたり居住し社会奉仕事業に尽くした滋賀県ならびに近江八幡市と、ヴォーリズ建築等を通じた連携をしていきたい旨のご提案をいただき、ヴォーリズ建築等を通じた地域活性化と人材育成を行っていくことを三者で合意し、本日、協定を締結することとなりました。