令和3年(2021年)12月31日現在の住民基本台帳をもとに、滋賀県が本県の国籍別外国人人口を調査いたしました。その結果、本県の外国人人口は32,651人となり、前年(33,076人)よりも425人減少しました。平成27年より増加傾向が続いていた外国人人口は、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐための入国制限などにより、減少する結果となりました。
国籍別人口ではもっとも人口の多いのは「ブラジル」(8,966人)次いで「ベトナム」(6,455人)、「中国」(4,625人)の順となり、全体の6割を占めていますが、「ブラジル」「中国」がそれぞれ前年比0.8%、11.8%減少する中、「ベトナム」は9.4%増加しています。国・地域別では前年は108の国・地域でしたが、令和3年は106の国・地域となりました。在留資格別では「永住者」(10,044人)が最も多く、次いで「定住者」(4,795人)、「技能実習(1号イ,同ロ,2号イ,同ロ,3号イ及び同ロの総数)」(3,900人)となりこの3つで全体の6割近くを占めています。
滋賀県内市町別の全ての「国籍別・地域別」、「年齢別」、「在留資格別」にまとめたものを県のホームページにて公表いたします。過去調査分を含めてオープンデータとして利活用いただけるよう公表していますので、詳しくは県のホームページをご覧ください。
過去の調査結果を含め、詳細は下記リンクをご覧ください。
国籍 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
ブラジル | 8,966 | 27.5% |
ベトナム | 6,455 | 19.8% |
中国 | 4,625 | 14.2% |
韓国 | 3,853 | 11.8% |
フィリピン | 2,698 | 8.3% |
ペルー | 1,559 | 4.8% |
インドネシア | 935 | 2.9% |
その他 | 3,560 | 10.9% |
合計 | 32,651 | 100 |