元フリースタイルスキー・モーグル日本代表で「しがスポーツ大使」の伊藤みきさんに、琵琶湖版のSDGs「マザーレイクゴールズ(MLGs)」の広報大使に就任いただくことになりましたので、お知らせします。
伊藤さんは、選手時代に海外を転戦している時、気候変動の影響で、世界中から年々雪が少なくなっていっていることに対して、何か自分に出来ることは無いか、とずっと考えていらっしゃいました。
伊藤さんが、世界レベルで活躍された御経験を通じて環境問題に真摯に取り組まれようとされていることを知り、マザーレイクゴールズ推進委員会(委員長:滋賀県琵琶湖環境部長)は、新たに創設した「マザーレイクゴールズ広報大使」の第1号として、御就任いただくことを依頼し、御快諾いただきました。
マザーレイクゴールズ(MLGs)に賛同されている著名人に、MLGsについての情報発信およびワークショップ等のMLGs推進のための事業への協力により、MLGs達成の一翼を担っていただくことを目的として、令和3年(2021年)12月に制度を創設しました。
このたび、世界の環境を良くするために、まずは琵琶湖、それにまつわる環境を良くしていく、という明確な13のゴールがあるMLGsの広報大使をさせていただけることを大変嬉しく思いますし、活動を通して学ばせていただける機会に感謝しております。
私は、選手時代に海外を転戦する時に感じていた、世界中から年々雪が少なくなっていっていることに対して、何か自分に出来ることは無いか、とずっと考えていました。
気持ちよくスポーツが出来る事は、たくさんの方のサポートと、良い環境があってのことです。
良い環境の中には、自然環境を整えることも大切だと感じます。
選手時代にスイスのツェルマット遠征で、年々氷河が小さくなっていくのを目の当たりにし、悲しい気持ちになっていました。
今回、Mother Lake Goalsの13のゴールに向かって取り組むことによって、選手時代に感じていたものが、少しずつ、より良い地球環境に繋がると信じています。
ウィンタースポーツであるモーグルは、自然の中で行う競技なので、よりシビアに環境に直結していると考えます。
私自身、幼少期の頃から、排水溝に流れていく水の行方を考えることは自然と出来ていました。
それは、滋賀県に住むことで、川と、琵琶湖の関係性を知る機会が多かったからだと思います。
今回、私が広報大使に就任させていただくことで、1人でも多くの方により多くの「実践を伴った活動」をする機会が持てるようにしていきたいです。
また、共に13のゴールに少しでも近づけるよう、活動して行こうと思っております。
次の世代に美しい琵琶湖を残すため、雪のある冬を残すため「Think Globally, Act Locally」で笑顔で取り組みます。
マザーレイクゴールズ推進委員長(琵琶湖環境部長)より、伊藤さんへ、マザーレイクゴールズ広報大使委嘱状をお渡ししました。
マザーレイクゴールズ広報大使の委嘱の後、滋賀県知事に表敬訪問されました。
環境問題に対する熱い思いを聞かせていただきました。