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令和3年度堅果類豊凶調査結果とツキノワグマの出没予測について

滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課

滋賀県立大学環境科学部 野間研究室

ブナ・ミズナラ・コナラ等の堅果類は、ツキノワグマの秋季の重要な栄養源となるため、秋季におけるツキノワグマの出没件数は堅果類の豊凶の状況の影響を受けることが示唆されています。

この特性を踏まえて今年度秋期のツキノワグマの出没の可能性の予測を行うため、ツキノワグマの生息数が多いと想定される湖北地域および湖西地域の山地において堅果類の結実調査を行いましたので、その結果をお知らせします。

令和3年度の結実状況

○ブナは県全体では不作でした。

ブナについては、湖北地域では並作(2550%の個体が密に着果)、湖西地域では不作(25%以上の個体が疎に着果)の状況が認められ、県全体では不作(25%以上の個体が疎に着果)でした。

○ミズナラは県全体では不作でした。

ミズナラについては、県全体では不作(25%以上の個体が疎に着果)でした。

○コナラは県全体では不作でした。

コナラについては、県全体では不作(25%以上の個体が疎に着果)でした。

クマの出没の可能性の予測について

令和3年度の堅果類の実なりについては全体的に平年と同じぐらいの状況であると考えられます(なお、湖北地域については、ブナは並作であるものの、ミズナラ・コナラが不作であることを踏まえれば、全体的には平年と同じくらいの状況と考えられます。)。

ついては、例年どおりツキノワグマが生息地域付近の集落へ出没する可能性ありますので、十分に警戒をお願いします。

クマとの遭遇を防ぐために

人家付近には生ゴミや農産物の収穫残渣、カキやクリなどの不要果樹等のツキノワグマの誘引物(餌となるもの)を置かないようにし、収穫の予定のない柿や栗の実、ハチの巣は撤去してください。また、早朝や夕方などには単独での行動を避け、ツキノワグマに自分の存在を知らせるため、ラジオ、笛、鈴などで音を出して行動するなど、ツキノワグマに遭遇しないよう十分注意してください。

また道端や人家周辺のやぶや暗い林を刈り開き、見通しをよくすることは、不意の遭遇を避けるうえで効果があると考えられています。上記のような対策を地域ぐるみで進めることにより、クマによる被害の予防に努めましょう。

参考

○過去の豊凶調査とツキノワグマの出没件数

図
ツキノワグマ
お問い合わせ
琵琶湖環境部 自然環境保全課 生物多様性戦略推進室
電話番号:077-528-3483
FAX番号:077-528-4846
メールアドレス:dg00@pref.shiga.lg.jp
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