文字サイズ

令和2年度子ども・子育て応援センター(こころんだいやる)における相談状況について(概要)

 県では、児童虐待をはじめ、子育て、いじめ、不登校、友達関係、家族間の問題などの悩みを持っている子どもや保護者が相談できる電話相談窓口「こころんだいやる」を開設しています。令和2年度の相談状況の概要を滋賀県のホームページに公表しましたので、ご案内します。

http://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kosodatekyouiku/kosodate/15586.html

なお、令和2年度の相談状況の要旨を下記に記します。

◆子ども・子育て応援センター(愛称こころんだいやる)の案内

  電話番号:077-524-2030 および 0120-0-78310 (なやみいおう)

 開設時間:毎日午前9時から午後9時まで(12/29~1/3を除く)

 

【令和2年度の相談状況要旨】 

○相談件数は、4,498件(R元年度 4,030件)と、前年度に比べ、468件増となりました。(1) 

 ○相談の内訳は次のとおりです。

 (1)相談者の内訳(表2

 相談者別に見ると、「母親」からの相談が2,783件(61.8%)と最も多く、次いで、「本人」からの相談が1,319件(29.3%)で、「本人」と「母親」を合計すると、4,102件と全体の約90%を占めています。

 

 (2)相談の対象者別(表3

 相談対象者を男女別で見ると、男性が1,454(32.3)、女性が2,714(60.3)となっています。相談対象者で最も多いのは、男が「小学校低学年」で、682件(46.9%)、女が「その他」(「その他」には、専門・大学生および在宅、就労青年を含む。)で、1,998件(73.6%)となっています。

 

 (3)相談内容別(表4

 相談内容で最も多いのは「親自身の問題」に関する相談で、1,942件あり、全体の43.1%(R元年度33.0%)を占めています。次いで、「性格・行動」に関する相談で1,333件、全体の29.6%(R元年度33.0%)となっています。コロナ禍での新しい生活様式による混乱や疲労感に基づく相談が類推する相談も含めると54件ありました。非日常に対するストレスが感じられます。

 

 (4)「児童虐待」と「いじめ」に関する相談(表5

  「児童虐待」に関する相談は52件、「いじめ」に関する相談は67件となっています。「いじめ」については、「小学生低学年」が19件(28.3%)と最も多く、次いで、「高校生」が17件(25.3%)となっています。

 

 (5)専門的な機関への紹介件数(表6

 相談者に専門的な機関を紹介したケースは319件で、相談件数全体の約7%を占めています。主な紹介先は、市町家庭児童相談室、子ども家庭相談センター、精神保健福祉センターなどです。