琵琶湖博物館では、7月17日(土曜日)から第29回企画展示「湖国の食事(くいじ)」を、以下の要領で開催します。
「くいじ」とは、食事のことを表す滋賀の古い言葉です。琵琶湖をぐるりと山々が取り囲んだ湖国、滋賀では、湖・田畑・野山からの恵みをおいしく食べたり、長く保存したりする知恵が受け継がれてきました。滋賀の自然環境や地理的・歴史的背景と深く結びついた食事文化です。
この企画展示は、この地で受け継がれてきた食にまつわる様々な事柄を地域の人々から学び、記録し、伝える活動を30年にわたり続けてきた滋賀の食事文化研究会との共催で、活動成果を広く知っていただき、これからの滋賀の食事を皆で考えていくために、開催されます。
湖国の食事のいまとこれからをつくるのは、そこに暮らすわたしたち。湖国で育まれてきた食材と、それを生かしきる知恵と技。その豊かさに触れ、生活に取り入れるきっかけとなれば幸いです。
2021年(令和3年)7月17日(土曜日) ~ 2021年(令和3年)11月21日(日曜日)
10時00分~16時30分(最終入館16時00分まで)
滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
大人 : 300円(団体料金:240円)
高・大学生 : 240円(同:190円)
小・中学生 : 150円(同:120円)
※団体料金は20名以上からとなります。
※企画展示をご覧になるには、別途、常設展示の観覧券が必要です。
※開催初日(17日)の10時15分から、アトリウムの企画展示室前でオープニングセレモニーを開催します。(約15分間)
琵琶湖博物館の入館には、ウェブサイトからの事前予約をお願いしています。右のQRコードからも事前予約の入力画面が表示されます(データ提供可能)。