●文化芸術による共生社会づくりに携わる方々のネットワークづくりや、市町の文化施設等において誰もが参加できる文化芸術プログラムを実施します。
●「文化芸術による共生社会づくりコーディネーター」を設置し、活動に携わる方々や活動に関心のある方々の相談窓口を開設します。
県では、令和2年3月に策定した「滋賀県障害者文化芸術活動推進計画」に基づき、障害の有無にかかわらず誰もがともに多彩な文化芸術活動に親しみ、活躍する環境の実現を目指しており、今年度、「障害者の文化芸術活動を支える拠点づくり事業」を実施します。
本事業では、文化芸術による共生社会づくりに携わる様々な主体のネットワークづくりを進めるとともに、こうした主体と連携・協力しながら、市町の文化施設等において誰もが参加し楽しめる文化芸術プログラムを実施します。
また、本事業の実施にあたっては、「文化芸術による共生社会づくりコーディネーター」を(公財)びわ湖芸術文化財団(大津市打出浜15-1)に設置し、コーディネーターの企画のもとで取組を進めるとともに、こうした活動に携わる方々の相談等にも応じていきます。
本事業の推進にあたっては、「文化芸術」と「福祉」の両分野の知見が必要なことから、財団に「文化芸術による共生社会づくりコーディネーター」(藤原 顕太氏)を置き、コーディネーターの企画・調整のもと、文化施設職員、芸術家等の文化芸術関係者、福祉関係者、地域のNPOや住民など、様々な方々と連携しながら取組を進めます。
(一社)ベンチ理事、(特非)舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事、(特非)Explat副理事長。
日本社会事業大学福祉計画学科ならびに桜美林大学文学部総合文化学科卒業。(有)ネビュラエクストラサポート勤務、アーツカウンシル東京のアーツアカデミー調査員等を経て、平成29年から令和3年1月まで、(社福)グロー企画事業部において糸賀一雄記念賞音楽祭、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、障害者の文化芸術フェスティバル等の企画運営に携わる。現在は埼玉県を拠点に、舞台芸術の制作や、芸術分野と福祉分野が連携したプロジェクトの企画等を手掛ける。
本事業では、文化芸術による共生社会づくりに携わる方々のネットワークづくり等に向けて、以下の取組を展開します。なお、各取組の開催日等の詳細は、決定次第、財団のホームページ等でお知らせします。
ホームページ: https://biwako-arts.or.jp/rd/
Twitter: 二次元コード(左)
Facebook: 二次元コード(右)
「文化芸術と共生社会」をテーマに、県内外で様々な実践活動をされている方をゲストに招き、活動内容や活動を通しての想いなどをお話しいただきます。
開催日時:隔月(奇数月)で月1回開催。原則、土・日・祝日の10時~12時
開催方法:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
開催日時:7月18日(日)10時~12時
ゲスト:文(あや)氏(NPO法人DANCE BOX)
モデレーター:藤原顕太
申込方法・詳細: https://biwako-arts.or.jp/rd/topics/27773.html(申込締切7月17日(土)17時まで)
参加者から提案されたテーマ(気になっているトピックや抱える課題など)について、参加者同士やゲストと意見交換を行うことで、考えを深め、思いを共有する場とします。
開催日時:隔月(偶数月)で月1回開催。原則、土・日・祝日の10時~12時
開催方法:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
※8月の開催は、日時等が決定次第、ホームページ等でお知らせします。
文化芸術による共生社会づくりの活動に携わる方や、こうした活動に興味のある方が気軽に相談できる窓口を設けます。
開催日:毎月2回
開催方法:オンライン開催(Zoom)
相談時間:ひと枠40分(事前予約制)
参加費:無料
相談員:藤原顕太 ほか
※各月の開催日は、決定次第、ホームページ等でお知らせします。
県内での様々な活動を広く共有するため、文化芸術による共生社会づくりに取り組む団体等にインタビューを行い、その内容を紹介します。
※インタビューの結果は、随時ホームページ等に掲載します。
障害者や外国人県民など、これまで文化施設へのアクセスが比較的難しいとされてきた方々を含む地域住民を対象にした文化芸術プログラムを、市町の文化施設や地域の活動者等と連携して企画・実施します。
開催日:令和3年10月~令和4年1月頃
開催場所:県内3か所で実施予定
※詳細は、決定次第、ホームページ等でお知らせします。