滋賀県ではアユ資源の安定的な確保のため、高島市安曇川町北船木の安曇川人工河川にアユ親魚を放し、産卵させています。今年度のアユ資源は平年並みと見込んでいることから、例年どおり8トンの親魚の放流を行う予定です。
第1回目のアユ親魚の放流を下記のとおり実施しますのでお知らせします。
1 実施内容
(1)日時
8月26日(水)9:30頃~(放流時刻は、親魚輸送の都合上、前後します。)
(2)実施場所
高島市安曇川町北船木 安曇川人工河川
(3)出席者
滋賀県漁業協同組合連合会、公益財団法人 滋賀県水産振興協会、滋賀県
(4)放流担当者
公益財団法人 滋賀県水産振興協会 桑村
(5)当日(初日)の放流量
アユ親魚約 2.0 トン
(6)本年度の放流量
滋賀県淡水養殖漁業協同組合に養成依頼したアユ親魚(琵琶湖で捕って育てたアユ)合計8トンを8月26日から9月上旬にかけて放流予定。
2 当日のスケジュール
9:00 現地取材対応開始
9:30頃 養魚場からトラックで輸送したアユ親魚 2.0 トンを人工河川へ放流
※放流時刻は親魚輸送の都合上、多少前後することがあります。
3 放流後のアユについて
人工河川へ放流した親魚は、放流後数日中に人工河川の河床の礫へ卵を産み付けます。
卵は約10日後にふ化し、全長約5~6mmのふ化仔魚が人工河川の水流に乗って河口から琵琶湖へ流下します。流下したアユは、琵琶湖一円の水深概ね30m以浅で成長します。
その後、エリ漁や刺し網漁、アユ沖すくい網漁、河川でのヤナ漁などで漁獲され、河川への放流用や養殖用の種苗として流通するほか、コアユと呼ばれ主に佃煮や天ぷらにして食されます。
記事内容を入力します。重要な内容から入力します。