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人流ビッグデータを活用した都道府県間人口移動の分析について

本県では、NTTドコモ「モバイル空間統計」を活用し、本県以外の都道府県から本県への移動人口(県間移動人口)および本県に居住する者が本県以外の都道府県に移動した人口等を分析しています。今般、令和2年7月22日から26日までの5日間の分析結果を取りまとめましたので、公表します。

1. 本県以外の都道府県から本県へ移動した人口の状況

NTTドコモ「モバイル空間統計」を活用し、7月22日から26日までの期間における他の都道府県から滋賀県への人の流れ(流入人口)を調査しました。その結果、滋賀県への流入人口の合計は、5月の大型連休と比較して、179.4%の増となっており、滋賀県への流入人口が大幅に増加していることが分かりました。

流入人口の多い都道府県は、多い順に、京都府、大阪府、愛知県、兵庫県、三重県であることが分かりました。

2. 本県に居住する者が本県以外の都道府県に移動した人口の状況

NTTドコモ「モバイル空間統計」を活用し、7月22日から26日までの期間における滋賀県から他の都道府県への人の流れを(流出人口)を調査したところ、滋賀県から他の都道府県への流出人口の合計は、5月の大型連休と比較して、187.4%の増となっており、滋賀県から他の都道府県への流出人口が大幅に増加していることが分かりました。

流出人口が多い都道府県は、多い順に、京都府、大阪府、岐阜県、三重県、兵庫県であることが分かりました。

3. 増加が顕著であった都道府県間移動人口の状況等

都道府県間移動人口を分析した結果、7月の連休は緊急事態宣言解除後の初の連休であったこともあり、流出・流入人口ともに大型連休と比較して、全国的に人の流れが増加していたことが分かりました。特に、流出・流入人口について増加が顕著であった地域は、以下のとおりです。

流出人口:1位沖縄県、2位長野県、3位北海道、4位香川県、5位新潟県流入人口:1位山梨県、2位北海道、3位石川県、4位兵庫県、5位大阪府

備考:本資料における各データ提供・取得元について

NTTドコモ「モバイル空間統計」

https://mobaku.jp/

NTTドコモの携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報です。各基地局のエリアごとに所在する携帯電話を周期的に把握する仕組みを利用して携帯電話の台数を集計し、地域ごとにドコモの普及率を加味することで人口を集計することができます。

※「モバイル空間統計」は株式会社NTTドコモの登録商標です。

本資料に関するスプレッドシートについて

本資料に関するスプレッドシートは、下記リンクからダウンロードしていただくことができます。

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