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交通死亡事故多発警報の発令について

 県内では、交通死亡事故が多発しており、7月11日から7月19日までの9日間に、5件5名の方が被害者となる交通死亡事故が発生しています。

 このため、滋賀県交通対策協議会では、交通死亡事故の多発に歯止めをかけるため「交通死亡事故多発警報」を発令し、県民の安全意識を喚起して交通死亡事故の抑止を図ります。

1警報発令期間

7月20日(月)から7月26日(日)までの7日間

2活動の内容

(1)広報啓発活動の強化
交通死亡事故が多発している現状や、警報発令を周知するため、市町、関係機関・団体と連携を図り、各種広報媒体を利用した広報活動を推進し、県民の交通安全意識の高揚を図ります。

(2)街頭活動の強化

関係機関・団体と連携し、交通死亡事故が多発している幹線道路、事故多発路線、多発地域等を重点とした啓発活動を強化します。

(3)交通取締り活動の強化
警察では、飲酒運転、速度超過、交差点関連違反、横断歩行者妨害など、重大事故に直結する悪質・危険性の高い違反の取締りを強化します。

3県民の皆さんへ
交通事故はいつでも、誰の身にも起こりうるということを認識して、交通安全に努めてください。
(1)車を運転される方へ
・どこに潜んでいるかわからない危険を予測し、周囲の安全をしっかり確認して、速度を控えめに運転しましょう。
・車を運転する際は、体調管理をしっかりと行い、体調に合わせた無理のない運転に努めましょう。
・交差点では左右の安全確認をしっかり行い、「止まる・見る・待つ」の安全運転に心がけましょう。
・「横断歩道は歩行者優先」です。信号機のない横断歩道を通過するときは、歩行者の有無を確認し、歩行者がいれば車を止め、横断しようとしている歩行者に道を譲りましょう。
・多人数で乗車するときには、全ての座席でシートベルトの着用を徹底しましょう。
・子どもには体格に応じたチャイルドシートを正しく取り付け使用しましょう。

(2)歩行者の方へ
・道路を横断するときは、信号を守る、横断歩道を渡る、斜め横断はしないといった基本を守り、左右の安全確認をして必ず車が止まってから横断を始めましょう。
・道路を渡り始めに右からの車に注意している間に、左から車が近づいている場合があります。道路を渡り始めてからも再度左右を確認し、渡り始めとは反対側(左側)の車に注意しましょう。
・夕方、夜間に外出するときは、反射材を身に付け、明るい服装を着用しましょう。