新型コロナウイルス感染症の拡大による本県経済・産業への影響について、調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。
1調査方法
・調査期間……2020年4月
・調査対象……県内企業等
・調査手法……電話調査(2020年4月8日(水)~14日(火)実施)
・調査回答企業……1,127件
2結果概要
県内企業等の事業活動への影響については、全体の約6割が、業種別でみると宿泊業については9割以上、卸売業・小売業については約8割が「悪い影響がある」と回答した結果となった。
・新型コロナウイルス感染症の事業活動への影響について質問をしたところ、「悪い影響がある」と回答した企業が690件(61.3%)となり、次いで「影響はない」が430件(38.2%)となった。
・「2悪い影響がある」と回答した企業(690件)のうち、事業活動への影響の内容では「売上の減少」が491件(75.8%)となり、次いで「その他」が140件(21.6%)となった。(複数回答可)
・事業活動全体における平常時(昨年同時期)と比較した場合、現在(2020年3月末時点)売上の増加率/減少率は、「増減なし」が447件(52.2%)となり、次いで「20%以上40%未満減少」が128件(15.0%)となった。
・新型コロナウイルス感染症が長期化した場合の影響に対する必要な支援策については、「資金繰り」489件(50.6%)、次いで「雇用維持」344件(35.6%)の順となった。
詳細は「新型コロナウイルス感染症経済・産業影響調査結果報告書」のとおりです。