県内で、高齢者を対象とした「オレオレ詐欺」やキャッシュカードを狙った詐欺被害等が多発したことから、2月10日から2月19日までの間、県内全域に「特殊詐欺注意報」を発令したところですが、依然として同様の詐欺被害が多数発生しています。
このため、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議では、滋賀県警察本部長名による「特殊詐欺多発注意報」を10日間延長し、県民に注意を呼びかけ、犯罪の未然防止を図ります。
令和2年2月20日(木曜日)から2月29日(土曜日)までの10日間
滋賀県警察本部長(「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり実践県民会議)
(1)2月10日~2月19日の間
・被害件数 6件
・架空請求詐欺 4件(現金被害)、預貯金詐欺2件(キャッシュカード被害)
・被害額 約2,587万円
(2)令和2年1月1日から令和2年2月19日まで
・被害件数 19件
・被害額 約4,576万円
(1)広報啓発活動の推進
広報誌、機関誌、有線放送、ホームページ等、県、市町、防犯協力団体等の各種広報媒体を活用した広報活動の推進
(2)金融機関、コンビニエンスストアへの立ち寄り強化(県警)
金融機関、コンビニエンスストアの立ち寄りによる声掛け促進
(3)取締り活動の強化(県警)
県民に対する早期通報等の捜査協力依頼、だまされた振り作戦等による事件検挙
2月10日より、県内全域に発令している「特殊詐欺多発注意報」の期間中において、さらに6件の特殊詐欺被害を認知しているほか、警察官などをかたる詐欺のアポイントメント電話が継続していることから、現在、発令中の注意報を10日間延長します。
被害を防止するには、留守番電話設定や詐欺電話撃退機能付の機器を利用するなどの対策が有効です。
今後も、犯人からのアポイントメント電話は、県内各地にかけられると思われますので、日頃から防犯情報を気にしていただくとともに、ご家族やご近所への注意喚起もお願いします。