東近江市は、市内産木材の利用を円滑かつ効率的に行う目的で、平成28年度に「東近江市産木材調達管理基金条例」を制定され、公共建築物の木造化・木質化に取り組まれているところです。
一方、一般社団法人滋賀県造林公社は、県内で約14,500ヘクタールの森林を管理しており、昭和40年度の植栽開始から50年が経過したことから、平成27年度以降、順次伐期に達しています。これまで造成してきた森林資源を伐採し、木材の安定的な供給を通して、公社材の有効利用を図る取組を進めています。
このたび、市内産の木材を施設整備で積極的に活用したい東近江市と、地域における公社材の利活用に貢献したい滋賀県造林公社の思いが一致して、本協定を締結することとされ、下記のとおり調印式を執り行うこととなりました。
こうした取組は、県内の公共建築物等の木造化・木質化にあたって、安定的にびわ湖材を供給することにつながり、本県が目指す林業成長産業化において、川上から川中・川下に至るまでの円滑な木材流通の仕組みの一つとなると考えております。
なお、同様の協定は、平成28年3月に多賀町と、平成30年12月には甲賀市と締結しており、今回で3例目となります。
令和元年7月29日(月曜日) 13時40分から
滋賀県庁本館 3階 知事室(大津市京町四丁目1番1号)
東近江市長 小椋正清
一般社団法人滋賀県造林公社 理事長 三日月大造
開会
調印(署名)
調印者のコメント
写真撮影
閉会