公開日:2018年12月17日
2014年に滋賀県とベトナム・ホーチミン市は「
」を、商工観光労働部と同市サイゴン・ハイテク・パークは「
」をそれぞれ締結しています。
これら2つの覚書のもとで、去る12月14日、滋賀県商工観光労働部商工政策課は、サイゴン・ハイテク・パーク研究所と「
」を締結しました。今回の覚書は、特に共同研究の推進や高度人材の交流を目的としています。
今年5月にサイゴン・ハイテク・パーク研究所関係者が滋賀県を訪問した際、排水監視システムや排水処理技術をはじめ環境保全に係る共同研究を行いたいとの提案が同研究所より出されました。これがきっかけとなり、産学官民のネットワーク組織である「
今年5月にサイゴン・ハイテク・パーク研究所関係者が滋賀県を訪問した際、排水監視システムや排水処理技術をはじめ環境保全に係る共同研究を行いたいとの提案が同研究所より出されました。これがきっかけとなり、産学官民のネットワーク組織である「しが水環境ビジネス推進フォーラム」の事務局を務める商工政策課との覚書締結につながりました。
今後は、同研究所と県内企業・研究機関などの高度人材の交流や共同研究を推進することとしており、手始めに2019年に同研究所の研究員を受け入れ、県内企業の技術や行政のノウハウ等を紹介する予定です。
覚書を結んだ商工政策課長とサイゴン・ハイテク・パーク研究所長
ベトナムの直轄市の一つで、旧名称は「サイゴン」として知られる。古くから経済が栄え、人口が800万人を超えるベトナムの最大の商業都市であり、多くの日系企業が投資している。
ベトナム三大国家ハイテクパークの一つ(他はハノイ、ダナン)で、2002年に設立されたホーチミン市人民委員会直属組織。ベトナム南部の経済発展を促進する責任を担い、総面積913ヘクタールに工業団地、研究開発センター、人材教育センター等を有する。
サイゴン・ハイテク・パークの付属機関として2004年に設立された。研究分野は多岐にわたり、素材、ナノテクノロジー、精密機械、自動化、半導体等が含まれる。
参考:
参考:本県とホーチミン市との経済交流