杭施工データの流用等の問題を踏まえて、企業庁が過去に新築した建物基礎杭について、自主調査をしたところ、データ流用があった物件が1件判明しましたのでお知らせします。
データ流用が確認された杭についても、施工記録から支持層に到達していると判断でき、また、現地調査においても傾きやひび割れなどはなく、建物の安全性は確保されているものと判断しています。
建物 | 滋賀県企業庁 草津増圧ポンプ場 |
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場所 | 滋賀県草津市山寺町1200-3 |
工期 | 平成16年1月20日から平成16年8月31日 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造、2階建 |
延べ床面積 | 345.78平方メートル |
元請業者 | 株式会社新庄工務店(平成22年9月廃業) |
杭工事(一次下請業者) | 渡辺商会株式会社 |
杭工事(二次下請業者) | 日本コンクリート工業株式会社 |
杭工事(三次下請業者) | 津田重機 |
杭の仕様、本数 | PHC杭 φ600 15m 50本 |
杭工法 | NAKS工法(中堀り拡大根固め工法) |
平成16年3月から4月に施工された基礎杭50本の内、3本について、掘削機械の施工時電流計データが他の3本の杭の流用と判明。