(2016年9月2日)
滋賀県では、利用期を迎えた森林資源を有効に活用するため、CLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)などの新たな木材の利活用による森林資源の循環利用を促進し、林業の成長産業化に向けた取組を推進していくこととしています。
欧州で開発されたCLT工法は、欧米を中心に中高層や大規模建築物に採用され、木造建築の新たな可能性を広げるとともに、我が国においても、CLTに関する技術開発や法整備が進んでいます。
CLTは単位面積あたりの木材使用量が多いため、森林資源が充実する中、木材利用の推進が、山村地域の雇用の創出や所得の向上にもつながることから、現在、全国各地でCLTに関する協議会や研究会の取組が進められるなど地方からの期待が高まっています。
ついては、CLT等の新たな木材利用を推進することにより、林業・木材産業および建設業の振興を図り、滋賀県産木材の循環利用を促進するため、「滋賀県CLT等普及促進会議」を設置したので、お知らせします。
CLT等の新たな木材利用を促進することにより、林業・木材産業および建設業の振興を図り、滋賀県産木材の循環利用を促進する。
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◇オブザーバー
◇事務局