滋賀県平和祈念館では、太平洋戦争時の滋賀県信楽が舞台の漫画『陽光ヲ待ツ』(著者:ななせ悠氏)に関連した展示をただいま開催しています。
信楽焼の陶製地雷や手榴弾、子どもたちの絵などを月替わりに展示していきます。戦後80年を迎えるにあたり、戦争の悲惨さを知り、平和へのねがいを育むきっかけとなるよう、漫画に関連する収蔵資料を紹介しています。
<漫画『陽光ヲ待ツ』>
戦争によって変わりゆく伝統産業の信楽焼やそれに携わる人々の生活と心情を描いています。今年1月より漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社、隔週配信)で連載が始まりました。当館の学芸員が時代描写の協力を行っています。