今年2022年は、明治5年(1872年)9月29日の滋賀県誕生から150年の節目の年にあたり、当館ではこれまで県政150周年記念展を2回開催してきました。最終回となる今回は、県内の交通に着目します。
今年10月14日は、新橋・横浜間に日本初の鉄道が開通して150年を迎える節目でもあります。本県でも、明治13年に京都・大津間が開通して以降、官設鉄道をはじめ多くの私鉄が敷設され、鉄道交通網が発達しました。本県の特徴をなす琵琶湖を利用した湖上交通は、鉄道網の発達により運輸業から観光業へと転身しますが、現在も人々を琵琶湖へといざなっています。また、東海道や中山道でも、隧道や橋梁が近代的技術で建設され、通行の利便性が高まりました。
このように、山々に囲まれ、中央に大きな湖が横たわる本県における交通の歴史を、歴史公文書から振り返ります。ぜひご覧ください。
1.題目:湖国に汽笛が響いた
2.期間:令和4年(2022年)10月24日(月)~令和5年(2023年)1月26日(木)
3.場所:滋賀県立公文書館(県庁新館3階)
4.日時:月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く。)午前9時~午後5時
5.展示資料:滋賀県特定歴史公文書等21点
6.問合せ先:滋賀県立公文書館
電話 077-528-3126 FAX 077-528-4813
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