文字サイズ

「近江の城」魅力発信事業・連続講座「近江の城郭~豊臣の城・徳川の城」第3回「今に残る城と町・彦根城」

彦根城は、徳川家譜代筆頭の重臣井伊家の居城です。慶長5年(1600)、関ヶ原合戦の後、徳川四天王の一人に数えられた井伊直政が戦功により、石田三成の居城佐和山城とその旧領を与えられました。直政が関が原合戦で受けた鉄炮傷がもとで亡くなると、跡を継いだ直継は、新たな居城を築くことを決め、彦根山が選ばれました。彦根城の築城は、大きく二時期にわたって行われました。第一期工事は慶長9年(1604)からはじまりました。諸大名に普請を割り当てる「公儀普請」として実施され、山上部に天守・本丸御殿などの主要施設をまとめる形で城が築かれました。第二期工事は、大坂夏の陣が終わった元和元年(1615)に井伊家の単独普請として始められます。第二期工事では、本丸御殿を廃して山麓に表御殿を建て、内堀内にあった重臣屋敷を堀の外へ移すなど、城域の拡大が行われました。また、城下町の整備も進み、彦根藩の政庁としての完成した姿を見せるようになります。こうして明治維新を迎えるまで、国替えが行われず、井伊家が支配する彦根藩の統治の拠点として存続し続けました。

明治以降、全国の多くの城が失われる中、彦根城は今もその姿を現地にとどめており、国宝天守をはじめとする多くの城郭建造物が重要文化財の指定を受けています。また、石垣や堀切などの遺構もよく残っており、特別史跡にも指定されています。一方城下町も当時の町割が残り、城下町の景観が随所に見られるなど、江戸時代の彦根を実感することができます。

今回の講座では、彦根城と城下町をめぐる探訪を行います。今は失われてしまった外堀の痕跡をたどり、彦根城と城下町の遺構を見てゆきたいと思います。

1.日時:令和4年3月13日(日)12:30~15:30

  • 集合:JR琵琶湖線彦根駅西口広場(井伊直政像の前)
  • 解散:彦根城西の丸

2.場所:特別史跡彦根城跡・彦根城下町跡(彦根市金亀町・本町ほか)

3.行程

JR彦根駅西口広場(集合)→外堀跡→切通口→油懸口→外堀土塁跡→高宮口→本町口→宗安寺→京橋口→大手口→鐘の丸→太鼓丸→本丸→井戸郭→西の丸(解散)

※天守や櫓などの建物には入りません。解散後、各自で見学してください。

4.主催:滋賀県

5.講師:滋賀県文化スポーツ部文化財保護課専門職員

6.定員:40名(事前申込制・先着順)

7.参加費:無料

8.参加申込方法

  1. FAX・電話・メールに、住所・氏名(ふりがな)・連絡先(携帯電話推奨)を書いて下記まで申し込み。
  2. 申込締切:令和4年3月10日(木)午後5時

9.持ち物

健康保険証(コピー可)、雨具、水筒、手袋、タオル、ウォーキングに適した服装・靴

※靴袋~解散後、建物内見学をされる方。建物内は土足厳禁です。

10.その他

  1. 体調不良の場合は参加をお控え願います。
  2. 当日は、必ずマスク着用でご参加ください。
  3. 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては中止する場合があります。その場合は11日(金)午後5時までに参加者に連絡します。
  4. 当日の気象条件等の変化により、コース・終了時間等を変更する場合があります。
  5. 悪天候等による中止の場合は11日(金)午後5時までに参加者に連絡します。

11.参加申込・問い合わせ

滋賀県文化スポーツ部文化財保護課安土城・城郭調査係

  • 〒520-8577滋賀県大津市京町四丁目1番1号
  • TEL:077-528-4678/FAX:077-528-4956/E-mail:castle@pref.shiga.lg.jp
お問い合わせ
文化スポーツ部 文化財保護課 安土城・城郭調査係
電話番号:077-528-4678
FAX番号:077-528-4956
メールアドレス:castle@pref.shiga.lg.jp