滋賀県には約1300の城跡があり、安土城や彦根城といった巨大城郭から、小規模な城館や砦まで、バラエティーに富んでいます。また、武士以外にも僧侶や百姓など、様々な人々が城を築いており、城は、滋賀の歴史や文化の特徴を色濃く反映した、滋賀ならではの歴史・文化遺産であり、時には時代のターニングポイントとなった所もあります。
第2回は、織田信長に代わって政権を掌握した豊臣秀吉が最も恐れたと言われる徳川家康が江戸から京へ東海道を進軍してくるのを食い止めるために築いたとされる水口岡山城と秀吉亡き後に豊臣色を払拭し徳川の権力をこれみよがしに見せつけるために3代将軍徳川家光が築いた水口城をめぐる探訪を行います。
攻防戦を想定した構造が残る水口岡山城跡を見た後、全国でも稀有な紡錘形をした水口三筋宿をたどり、わずかに石垣と堀が残る水口城を見て、今日ある水口の町が、家康・家光のおかげで発展していったことを再確認していきます。
水口駅(集合)→水口岡山城本丸跡→東海道水口宿東見附け→水口宿(東海道)→甲賀市ひと・まち街道交流館→藤栄神社→水口城乾櫓跡→水口城資料館前(解散)
健康保険証(コピー可)、雨具、水筒、手袋、タオル、ウォーキングに適した服装・靴