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「信楽のまちと試験場展」を開催しています!

概要

日本各地の焼物の産地には、それぞれの産業の形があります。六古窯に限ってみても、大企業と中小企業の工場が混在している常滑のような町もあれば、越前や丹波のように陶房が点在している産地もあります。信楽の場合はどうでしょうか、そこには中小企業の工場と、陶芸家の工房が共存している町の姿があります。

信楽において機械生産と手作りが両立しているのはなぜでしょうか、それを考える手掛かりは、明治時代に信楽焼同業組合が設立した模範工場と、模範工場を昭和2年に受け継いだ窯業試験場が、近代的な技術と意匠をどのように産地へ伝えたかを探ることかもしれません。

模範工場が本格的に稼働したのは明治36年ですが、工場が開設されたのは明治34(1901)年であり、今年で120周年となります。今回の展示においては、産業革命が始まった明治後期から、信楽にタイル産業が生まれた昭和30年代までに焦点を合わせます。試験場に蓄積された資料から、信楽の町の過去と未来を想い描いていただければ幸いです。

内容

1.会期

令和3年10月23日(土)から11月30日(火)

 

2.場所

信楽伝統産業会館企画展示室

区分とおもな展示品

●模範工場の誕生(九谷焼風信楽焼)

●G.ワグネルから奥田三代吉へ(旭焼・耐産陶器)

●滋賀県立窯業試験場の創設(銅青磁釉・輸出用照明器具)

●近藤知事と民芸運動家たち(河井寛次郎のティーカップ・濱田庄司の火鉢)

●代用陶器と軍事陶器(橋の銘板・陶器製地雷)

●戦後における意匠の指導(富本健吉の火鉢・新井謹也・赤澤鉞太郎)

●建材陶器の始まり(滋賀会館外装タイル)

●陶彫の指導(沼田一雅・川島雄三・船津英治の置物)

お問い合わせ先

部局名:商工観光労働部

所属名:工業技術総合センター信楽窯業技術試験場

係名:陶磁器デザイン係

担当者名:西尾、川澄

連絡先:0748‐82‐1155