滋賀県および(公財)滋賀県産業支援プラザでは、新たなビジネス展開や新製品開発につなげるニーズとシーズの出会いの場、経営者と研究者等との交流の場を提供するため、下記のとおりマッチングフォーラムを開催します。今回は、今年度から工業技術総合センターにおいて第一号機を導入した、革新的な試作や製造が期待される三菱重工工作機械株式会社製金属3Dプリンターについての講演もあります。
どなたでもご参加いただけますので多数のご参加をお待ちしています。
令和元年(2019年)7月19日(金)14時45分~17時15分
(交流会17時25分~)
コラボしが21 3階 大会議室
(大津市打出浜2-1)
「成熟企業の生き残り作戦」
三菱重工工作機械株式会社 代表取締役社長 CEO 岩﨑 啓一郎氏
「洛東化成工業株式会社の事業戦略と開発事例」
洛東化成工業株式会社 代表取締役社長 川畑 悟郎氏
「産学官連携に関する現状について」(仮題)
経済産業省近畿経済産業局 地域経済課 課長補佐 伊藤 恵美子氏
「新規導入“金属3Dプリンタ”を活用した事業紹介」
滋賀県工業技術総合センター 機械システム係 主査 斧 督人氏
講演等:無料
交流会:1,000円
※いずれも事前にお申し込みください。
(公財)滋賀県産業支援プラザ・滋賀県
「成熟企業の生き残り作戦」
三菱重工工作機械株式会社代表取締役社長 CEO岩﨑 啓一郎氏
三菱重工工作機械株式会社は、三菱重工のモノづくりを支える部門として成長してこられ、2015年10月に分社化、製販一体の工作機械メーカとして再スタートされました。主要製品は工作機械、レーザ装置(含む金属3Dプリンタ)、切削工具など。
従来の大口顧客の業種は成熟産業となり、更には、もの凄いスピードで発展する情報化社会により、先を見通すことが困難、かつ大きな変革期にある。このようなVUCA(Volatility,Uncertainty,Complexty,Ambiguity)と呼ばれる時代を生き残れるのは、強い会社ではなく、変化に対応できる会社であるとの信念のもと、講師は分社化と同時に変化に対応できる会社を目指し、多くのボトムアップ型のプロジェクトを立ち上げてこられました。
本講演では、製品ライフサイクルを軸とした商材の工夫や成長市場への参入などの事例を紹介しながら、社業発展の取り組みや企業経営に対する考え方などについて、御講演をいただきます。
「洛東化成工業株式会社の事業戦略と開発事例」
洛東化成工業株式会社代表取締役社長川畑 悟郎氏
洛東化成工業株式会社は繊維加工用酵素のメーカーとして1952年に創業され、化学と生物の融和を経営理念に掲げ、繊維、環境、畜産、洗剤、農業など多岐の業界にバイオ関連製品を送り出しておられます。その独自色豊かなモノ作り、サポイン事業での研究開発などを紹介していただくとともに、今後の事業展開についてお伺いします。
(公財)滋賀県産業支援プラザ・滋賀県では“モノづくり基盤技術”および“環境”の分野における研究開発や新事業創出に意欲的な企業および大学、研究機関等を対象に産学官金連携の結びつきを強化するとともに、次代を担う新事業の芽を発掘し、成長発展を目指す「しが新産業創造ネットワーク」を組織し、事業推進を行っています。
マッチングフォーラムのチラシはこちら