令和6年(2024年)3月21日(木)から令和6年(2024年)4月22日(月)までの間、滋賀県民政策コメントに関する要綱(平成12年滋賀県告示第236号)に基づき「滋賀県人権施策推進計画 第2次改定版(素案)」についての意見・情報の募集を行った結果、5名から32件の意見・情報が寄せられました。これらの意見・情報に対する県の考え方を取りまとめましたので、お知らせします。
なお、取りまとめにあたり、提出された意見・情報の一部は、その趣旨を損なわない範囲で内容を要約しております。
また、その結果を踏まえて「滋賀県人権施策推進計画 第2次改定版」を策定しましたので、あわせてお知らせします。
「部落差別解消推進法」等の人権に関係の深い法令の施行、新型コロナウイルス感染症に関連した人権侵害の発生、インターネット上での人権侵害の深刻化、性的指向・ジェンダーアイデンティティへの関心の高まりなどの社会状況の変化や、県民の人権意識の調査結果等を踏まえた課題への対応を図るため、計画を改定する。
令和6年度(2024年度)から令和10年度(2028年度)まで(5年間)
・「第3章 人権施策の推進」の「基本施策の推進」の「県民に対する人権啓発」および「事業者に対する人権啓発」 に以下の項目を追加
○県民に対する人権啓発
・具体的な行動変容につながる啓発の推進
・年代を意識したより効果的な啓発の実施
○ 事業者に対する人権啓発
・「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく企業活動の推進
・「第3章 人権施策の推進」の「分野別施策の推進」に以下の分野を新たに追加
・「10 性的指向・ジェンダーアイデンティティ※」
・「12 新たな感染症(新型コロナウイルス感染症等)」
・「14 ハラスメント」
・「16 人身取引(性的サービスや労働の強要等)」
※前計画の「性同一性障害者・同性愛者等」の名称・内容を見直したもの