視覚障害のある方に、試合会場で、リアルタイムでスポーツを観戦していただける取り組みを実施します。
国スポ・障スポの先催県において、聴覚障害者を対象とした手話通訳者等を配置した情報保障席の確保などの取組はこれまでから実施されてきましたが、視覚障害者等がスポーツ観戦を楽しむための情報保障については更なる工夫の余地があります。
今回、ICTを活用した音声配信を行うことで、視覚障害のある方がスポーツ観戦できるための取組をモデル的に実施することにより、障害者の余暇活動の機会の充実を図ろうとするものです。
日時:6月16日(日) ※決勝戦は午後(時刻未定)
場所:プロシードアリーナHIKONE
対象試合:天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会滋賀ラウンド女子決勝
専用のアプリや受信機器を準備しなくてもインターネットを通じてスマートフォンで聴くことができるPlat Castという音声配信サービスを用いて試合の実況や解説を配信します。
視覚障害のある方に会場に来ていただき、ご自身のスマホでこの配信を聞きながら、臨場感のある試合観戦をしていただきます。
視覚障害のある方への情報保障を目的としてPlat Castを活用することは、県内初の取り組みです。(バレーボールの試合では全国初)