滋賀県の進める低炭素社会づくりの推進には、温室効果ガスの削減に貢献する製品・サービスの普及が不可欠です。今般、社会全体で大きなCO2削減効果を発揮する「しが発低炭素ブランド2020」の認定候補となる製品・サービス等を募集します。
滋賀県では、温室効果ガス排出削減につながる事業活動を低炭素社会への「貢献」ととらえ、省エネ・創エネ製品や関連部品の製造、環境配慮型サービスの提供等を通じて社会全体で削減できるCO2を算定する「貢献量評価」を推進しています。
「しが発低炭素ブランド」は、社会全体で大きなCO2削減効果が得られ、将来の低炭素社会を支える製品・サービス等を認定する制度として平成30年度から毎年実施しています。
令和2年(2020年)4月16日(木曜日)から7月14日(火曜日)まで
(1) 製品・技術
滋賀県内で製造や開発等がされており、他者の温室効果ガス削減に貢献すると認められる先進的な製品や技術。
(2) サービス等
滋賀県内で企画や提供等がされており、他者の温室効果ガス削減に貢献すると認められる先進的なサービス等
以下の評価項目をもとに、有識者アドバイザーの意見を踏まえ、県の設置する審査会において決定します。なお、審査では特に「CO2削減効果」、「先進性」、「汎用性・波及性」が重視されます。
・CO2削減効果(貢献量の大きさ・算定過程の妥当性等)
・低炭素社会の推進にかかる社内体制(“しがCO2ネットゼロ”ムーブメントへの賛同の有無等)
・先進性(独自技術の搭載・新しい技術やコンセプト・画期的なアイデア等)
・汎用性・波及性
・国際展開の有無
<応募条件>
・滋賀県低炭素社会づくりの推進に関する条例(平成23年滋賀県条例第12号)に基づく事業者行動計画書・報告書を提出した事業所
・上記計画書制度の『事業活動を通じた他者の温室効果ガス削減により低炭素社会づくりに貢献する取組』(計画書第4面、報告書第2面)において、『貢献量評価』に関する記載をしていること。
<応募方法>
・県ホームページ「貢献量評価に基づくしが発低炭素ブランド」のページに掲載している実施要領および募集要領をご確認のうえ、応募申請書を記載し期限までに提出してください。
認定事業所には滋賀県知事名の認定証を贈呈します。
認定式は令和2年(2020年)10月の予定です。
認定された製品、サービス等の情報は、展示会、セミナーおよびガイドブック等で紹介します。
※過年度の認定式の様子、ガイドブックの内容はこちらのページから確認できます。
『滋賀から低炭素社会の花を咲かせよう』
花を咲かせるためにはきれいな水と澄んだ空気が必要です。豊かな自然を守り、持続可能な発展を遂げるため、低炭素ブランドを通じて、低炭素社会への転換を進めましょう。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、審査会の開催や認定式の実施を次年度に見送る場合がありますので、予めご了承ください。