(1)滋賀県環境影響評価条例の一部を改正する条例案
<説明省略>
<質疑・意見等>
(知事)
この条例改正については、特に意見はない。
条例に関連して、先ほどの会見において岩手県がイヌワシのレッドゾーンを設けたことについて、滋賀県も同様のことをしないのかという質問があった。担当職員とも話をしたところ、参考にはするということであったが、生息地を公にすることでかえって脅かすことにも繋がりかねないので慎重に検討が必要という考え方もあると思う。ただ、滋賀県でもイヌワシの関係ではゾーンを広めにとってというご紹介は既にしているようである。環境影響評価の条例ではそういったことも話題になるかもしれないので、十分に説明できるよう準備しておいていただきたい。
(山下防災危機管理監)
能登半島地震の支援では各部局に協力いただき感謝申し上げる。今朝第6クールが出発したが、第8クール以降は市町の職員も加わる。また現地では、ようやく避難所の集約や自主運営化に目途が立ってきている状況である。今後第8クール以降の派遣についても、早めの現地との調整に努めたいと考えているので、引き続き協力をお願いしたい。
(江島副知事)
刻々と避難所の状況が変わってきていると伺っている。第5クールの団長からの報告を受けて、本日の出発式において3点申し上げた。
(1)1か月が経ち、避難所・被災者の事情、困りごとが違ってきている。また介助の必要な方が増えている。被災者に寄り添って支援にあたってほしい。また感染症が広がってきているので、医療チームや日赤の方々との連携をお願いしたい。
(2)第8クールから市町の職員が入る。避難所運営は基本的には市町の業務であるが、我々県が行っている意味としてはやはり助言する立場だと思うので、しっかりと避難所を見てきてほしいということ、現地の町職員としっかりコミュニケーションをとってほしい。
(3)自分のことは自分でということをお願いしたい。
各部局には引き続きの支援、また戻られた職員を労い、話を聞いていただくようお願いしたい。
(知事)
3点申し上げる。
(1)能登地震の関係では、被災地・避難所の状況が変わってきているなかで、市町と「一緒に」行うという視点で、いざ本県で起こったときにどういう対応が必要になるのか想定しながら、協力して支援にあたっていただきたい。また、生業の再生のステージについて、私たちがどのように考えるか、どのように寄り添えるのか考えていきたい。
(2)日曜から昨日まで、関西広域連合長としてプロモーションのため韓国へ行ってきたので共有する。
・関西広域連合が2010年に発足し2,200万人の人口を抱えた14の府県市からなる自治体ということを申し上げたところ、このことに強い関心があった。
・訪日観光については旺盛な需要がある。韓国から日本へは昨年1年間で700万人を超える方が来られたとのこと。特に地方に関心を持たれており、日本酒、ゴルフなどに関心が高い。関西広域連合として、ぜひ関空から広域に周遊していただくようにプロモーションしてきた。
(3)2月定例会議に向けて、懸案事項の説明・調整・相談をお願いしたい。今一度、部局内で残っていることがないか確認をお願いしたい。